シックハウス症候群をご存知ですか?
シックハウス症候群とは新築の住居などで起こる、倦怠感・めまい・頭痛・湿疹・のどの痛み・呼吸器疾患などの症状があらわれる体調不良の呼び名です。室内空気の汚染源の一つとしては、家屋など建物の建設や家具製造の際に利用される接着剤や塗料などに含まれるホルムアルデヒド等の有機溶剤、木材を昆虫やシロアリといった生物からの食害から守る防腐剤等から発生する揮発性有機化合物があるとされています。
シックハウス症候群のひとつの原因
「化学接着剤」
集成材(合板)など木と木を接着するときに使われる木工ボンド
壁紙・クロスを貼るときに使われる接着剤
シロアリ対策で柱などに塗られている防腐剤
健康被害症状例
- アトピー性皮膚炎、乾燥肌
- ぜんそく、せき、くしゃみ、のどの痛み
- 不整脈
- 耳鳴り、平衡感覚の異常
- 頭痛、偏頭痛、うつ
- 下痢、便秘
一般的なシックハウス対策
日本の厚生労働省は、シックハウス(室内空気汚染)問題に関する危険化学物質として、13種類の揮発性有機化合物について、濃度指針値を示しています。一方、ヨーロッパなどでは人体への影響を考慮して非常に厳しく規制しています。

13種類の規制

166種類の規制

216種類の規制
ドイツやフランスなどの規制に比べて日本の規制基準はかなり甘く、日本の住宅は化学物質の天国と言われてもおかしくない状況です。これでは規制を守って建てられた新築住宅でも元々の規制が甘すぎるため健康被害がなくならない訳です。
オガ森の家のシックハウスへの対策
オガ森の家は化学接着剤を一切使いません!
オガ森の家が使用する接着剤は「にかわ」と「米のり」です。
「にかわ」とは?
にかわは動物の皮や骨等を原料とし、これを水と共に加熱して製造した有機たんぱく質で、科学的には原料中に含まれるコラーゲンをその母体としています。 接着を主とする工業上の用途において、ほかの物質に見られない数々の物質を持っています。にかわは天然自然のものなので生分解性があり、『環境にやさしい』無公害接着剤です。
「米のり」とは?
米のりとは、その名前の通りご飯で作られたのりの事です。しかし、その接着力はものすごく、化学接着剤の木工用ボンドとほぼ同じ強度です。この接着の寿命はなんと200~300年は持つと言われており、また防カビ効果としてこれもまた天然の酢酸を混合していますので安心です。
オガ森の家で使用される接着剤は天然素材の無公害接着剤ですのでシックハウス症候群の原因となる揮発性有機化合物は発生しません!